宗像ユリックス(宗像市久原)のイベントホールで2月18日、東京2020オリンピックの卓球女子団体で銀メダルを獲得した石川佳純選手による「47都道府県サンクスツアー in 福岡」が開かれる。宗像市とJA全農ふくれんの共催。
世界で活躍する石川選手が、卓球を通じて経験した卓球の魅力やスポーツの楽しさを伝える場として企画された同イベント。これまで全国6カ所で開かれており、九州では初開催となる。
イベントでは、宗像市内の小学4年~6年など80人が石川選手から卓球の指導を直接受けるほか、トークショーやクイズ大会も予定。「あまおう」などの特産品をPRするJA全農ふくれんのブースも設ける。
1月17日に開かれた記者会見にビデオ出演した石川選手は「宗像市は祖母が生まれ育った場所で、小さいころからなじみがある。経験や卓球の素晴らしさを伝えることができるのを楽しみにしている」とメッセージを寄せた。
宗像市文化スポーツ課の久保謙司課長は「有名なオリンピック出場経験選手から直接指導してもらうことは、子どもたちにとって『本物に出会う』良い機会。夢をかなえる方法などを聞き、夢の実現につながっていくようなイベントになることを期待している」と話す。
福岡県在住者を対象に一般観覧者を募集。定員は300人で、応募多数の場合は抽選。観覧無料。2月8日締め切り。申し込みは専用の申し込みフォームで受け付ける。