レストランやワイナリー、結婚式場、グランピングなどを展開する「ぶどうの樹グループ」が1月15日、2月12日・2月26日の3日間、「ゆかいな果樹園」(岡垣町手野)で「新春感謝祭ぶどうの樹マルシェ」を開催する。

マルシェ会場の「ゆかいな果樹園」の様子　温室で本物のブドウを栽培している

　割烹旅館「八幡屋」が1935(昭和10)年にオープンしたのを皮切りに、レストランやリゾート施設、宿泊施設などを展開し、今年で88周年を迎えた同グループ。グループの出発点となった「八幡屋」が今年春にリニューアルオープンするのを前に、今回のイベントを企画したという。

　「ぶどうの樹の『おいしい』が大集結」と題し、同グループが手がける飲食・物販を展開する同イベント。「直売マルシェ」では、ソーセージや総菜、スイーツや豆腐など、ぶどうの樹工房の商品の試食・販売を行い、直売限定商品も用意。「ワインマルシェ」では、ぶどうの樹ワイナリーのワインの試飲・販売を行う。クラフトワインのほか、ドイツの自社農園で作ったオリジナルワインの試飲もできるようにする。「お野菜マルシェ」では、地元岡垣の農家の野菜をイベント特別価格で直売。「ライブダイニングコーナー」では、目の前でシェフが焼き上げるステーキ(1,000円)を、その場で提供する。

　ウエディング感謝祭も同時開催。イベント会場の「ゆかいな果樹園」は、本物のブドウの木の下で最大500人のパーティーができる大宴会場。同所で多くの結婚式や結婚披露宴が行われていることから、これまでに挙式したカップル限定で、「もう一度あの頃へ」と題したウエディングドレスを着用して行う写真撮影や家族写真の撮影が無料でできるほか、記念日スペシャルコース(1人5,000円)を各日10組限定で提供する。

　同イベントを企画した「グラノ24K」の大堂卓哉さんは「多くのお客さまのお陰で、グループとして88周年を迎えることができた。少しでもお客さまに感謝の気持ちを伝えられたらとマルシェを企画した。まだ寒い日が続くが、温室のブドウ畑が会場なので、ゆっくりと試食や買い物を楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。

　開催時間は各日10時～17時。入場無料。ウエディング感謝祭は要予約。