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宗像で「夢みる小学校」自主上映会 市内コミュニティー・スクール化に合わせて

「夢みる小学校上映実行委員会」のメンバー

「夢みる小学校上映実行委員会」のメンバー

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 メイトム宗像(宗像市久原)で10月8日、「夢みる小学校」自主上映会とトークショーが開催される。

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 同作は2022年2月に公開された文部科学省選定のドキュメンタリー映画。30年前から「プロジェクト」と呼ばれる体験学習を行い、宿題やテストがなく、「先生」と呼ばれる大人がいない学校法人「きのくに子どもの村学園」に、オオタヴィン監督が1年間密着。他にも、60年間成績通知表や時間割りがない「体験型総合学習」を続ける公立の「伊那小学校」や、校則・定期テストをやめた世田谷区立桜丘中学校の西郷孝彦前校長も紹介する。

 同作が8月に自主上映の申し込み受け付けを始めたことから、上映会を企画。発案者の一人、藤原浩美さんは「宗像市では本年度から、市内全ての公立小中学校がコミュニティー・スクールとなり、学園・保護者・地域が連携・協働していくことになった。三者が一致して目指すべきは『子どもにとって楽しい学校』。この映画が『楽しい学校とは何か』について、みんなで考えるヒントになるのでは」と発案のきっかけを話す。

 藤原さんの思いに賛同する5人で「夢みる小学校上映実行委員会」を立ち上げ、市内8つの団体が賛同し、宗像市・宗像市教育委員会が後援する。当日、映画上映後、学校法人「きのくに子どもの村学園」の一つ「ながさき東そのぎ子どもの村小中学校」の前校長、赤瀬朋子さんのトークショーも行う。

 藤原さんは「子ども連れの参加も歓迎。子どもも大人も、みんなでこの映画を見て、『楽しい学校って何だろう』と一緒に考えることができたら」と来場を呼びかける。

 上映は午前の部10時~。午後の部14時~。1日に2回上映。会費は事前申し込みで、大人=1,000円(当日は1,200円)、大学生=500円、18歳以下無料。申し込みフォームで受け付ける。

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