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宗像・神湊漁港の軽食店が1周年 カラフルなたい焼きでインスタ映え狙う

店主の白石奈美さん。店の外には目を引くピンクのボートが置かれている

店主の白石奈美さん。店の外には目を引くピンクのボートが置かれている

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 神湊港渡船ターミナル横の「#K2水産#NamirianCafe(なみりあんカフェ)」(宗像市神湊、TEL090-2218-1091)が5月1日で1周年を迎えた。

カラフルなもちもちたい焼き。尾だけ色が違う「マーメイドたい焼き」は定期的に中身の味が変わる

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 遊漁船「第2健栄丸」の加工場兼売店をリニューアルし、昨年オープンした同店。店主の白石奈美さんは「大島の玄関口でもある神湊はフェリー客も多いが、ターミナル内にも周辺にも店がなくなってしまった。インスタ映えする店で神湊がにぎやかになればと思い始めた」と話す。

 店内ではカラフルな「たい焼き」や「ロングポテト」「はし巻き」などの軽食をテイクアウト販売する。たい焼きの生地にはもち米粉を使い、「冷めてももちもちとした食感が味わえるのが特徴」だという。中身は黒あんやカスタード、チョコのほか、レモンあん、濃厚ミルクあんなどの一風変わった味も展開し、定期的に変えながら常時12種類をそろえる。このほか、宗像の特産品「そうめんのり」や加工品のほか、時季によってサザエやカキ、「第2健栄丸」の三苫英了(みとまひであき)船長や白石さんが釣った魚なども不定期で並べる。

 冬の時期は時化(しけ)や強風で来店客が少なくなることを見越し、昨年9月には出張販売も始めた。市外や県外にも出店したことや、積極的なインスタ投稿で遠方のファンも多いという。

 「あっという間の1年だった。最初は紅白のたい焼きだけだったが、皆が楽しめるよう種類を増やしてきた」と白石さん。「当店のたい焼きは冷凍販売もしており、自然解凍でも食べることができる。これからの時期はレジャーにもお薦めなので、ぜひ味わってもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は11時~17時。

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