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「くりえいとカップ」3年ぶり開催 フットサルで地域活性化目指す

フットサル試合の様子

フットサル試合の様子

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 宗像のフットサルコート「JOY FIELD 15 MUNAKATA」(宗像市田久3で11月27日、フットサル大会「くりえいとカップ」が3年ぶりに開催された。主催はNPO法人「グランドワーク宗像」(くりえいと2)。

優勝した遠賀信用金庫チーム

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 公共施設の維持管理や清掃活動、自然環境保護などに関する事業を行う同NPOが、地域の交流や活性化を目的に始めた同大会。今回で9回目の開催となった。

 最初は区画整備により設けられた遊水池の有効活用として、2012(平成24)年に建設された「『くりえいと三丁目スポーツ広場』の柿を落として開催した」とくりえいと運営企画部の中村晃さん。「ボール遊びが禁止されている公園が増える中、思い切りボール遊びができる施設ができた。この施設のPRを含め企画した」と振り返る。

 2018(平成30)年までは「くりえいと三丁目スポーツ広場」で開催された同大会だが、参加チームは宗像市外からも集まり来場者も増えてきたため、2019年からは広いスペースが確保できる「JOY FIELD 15 MUNAKATA」に会場を移して開催している。

 2020年、2021年はコロナ禍で中止したが、「少しずつコロナの制限も緩和され、ワールカップの影響でサッカーやフットサルの熱が上がってきたこともあり、この時期の再開を決断した」と中村さん。

 今年は中学生以上、16チームの参加を募り、宗像市内や、遠賀や直方などから12チームが集まった。予選リーグ、決勝トーナメント方式で試合がを行い、試合時間は前後半7分。ハーフタイムは1分。女性選手がゴールを決めた場合は2点を加算、女性選手へのファウルはピンクカードが出され即PKになるなど、特別ルールを設ける。今回は、遠賀郡から参加した遠賀信用金庫が優勝した。

「毎年人気の大会となっている。参加チームは上級者も多いが、年齢や性別は関係なく盛り上がり、地域に根ざした大会にしていきたい」と中村さんは意気込む。

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