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宗像で「南郷サマーキャンプ」 地域と企業が連携、子どもの「生きる力」育む

玉屋研究所

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 「南郷サマーキャンプ」が7月29日、玉屋研修所(宗像市光岡)で開催された。

水遊びの水風船

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 地域ボランティアと「玉屋」(福岡市中央区)が連携して行う同キャンプは今年で3回目。当日は、南郷小学校の児童65人が参加し、地域ボランティアが子どもたちの宿題の学習支援を行ったり、竹を使った器や箸の制作体験を行ったりし、その道具で流しそうめんを楽しんだ。水遊びなどの自然体験も組み合わせ、1日を通じて子どもたちは多様な学びを体験した。

 南郷地区コミュニティ運営議会の釜瀬博志会長は「地域と学校、地元企業の3者が一体となって子育てを支援したいという思いからサマーキャンプを開催している。活動を通して、子どもたちが親以外の地域の大人と触れ合うことで積極性が出てきていると感じる」と話す。

 「トリアーダ宗像」を運営する「玉屋」のユニットリーダー中宮要一さんは「地域との関わりを大切にすることを会社の基本方針としており、3年前から研修所でサマーキャンプを行っている。当施設は災害時には避難場所として開放するなど宗像市と提携しており、今後も学校や地域との密接な関係を保ちながら、企業としてできることを最大限やっていきたい」と話す。

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