「宗像市就労サポートセンター」が1月27日、宗像市役所北館2階の「ふるさとハローワーク」横にオープンした。
宗像地域で正社員として働きたい人や休職期間があり就職活動に不安を感じている「子育て期の女性」「中高年者」「シルバー世代」「就職氷河期世代」などを対象に、早期就職実現に向け伴走支援を行う同センター。
センター内には、就職相談員2人が常駐し、キャリアカウンセリングや仕事探しの相談、適性検査、応募書類作成指導、面接指導、セミナーなどを行う。子連れも相談できるよう、相談ブースにはキッズスペースも備える。
宗像市経営企画課の惠下尚輝さんは「市役所内には『ふるさとハローワーク』があり、多くの方に利用していただいているが、仕事探しや職業紹介が主な支援内容。仕事への具体的なイメージを持っている求職者はいいが、自分の適性が分からない人や、仕事探しへの悩み、どういった働き方が自分に向いているのかを相談したい求職者に対しては、これまで手厚いサービスができなかった。就労に困っている人はまず当センターに来ていただき、不安を解消してもらえたら」と話す。
「宗像市では移住定住支援も行っているが、事業者の人手不足を解消し地域の産業が回っていかないと、人も呼び込めないし定着しない。職や人材不足の支援を事業者に任せるのではなく、市も一緒に取り組んでいき、地域の循環の仕組みをつくっていけたら」とも。
受付時間は9時30分~17時。土曜・日曜・祝日定休。予約優先。