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宗像ユリックスで「eスポーツ体験交流会」 親子でゲームを楽しむ

ドライビングゲームの遊び方指導を受ける参加者

ドライビングゲームの遊び方指導を受ける参加者

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 「eスポーツ体験交流会」が10月26日、宗像ユリックス(宗像市久原)で開催された。

体を動かすゲームで歓声が上がる

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 事前申込制で行われた同イベントには定員を上回る応募があり、当日は当選した親子連れなどが参加した。会場ではドライビングゲームやシューティングゲームなどのPCゲーム体験のほか、体を動かすゲームや「U D(ユニバーサルデザイン)eスポーツ」が体験できるようになっており、スタッフの指導を受けながらゲームを楽しんだ。

 父親と子どもが熱心にドライビングゲームに取り組む様子を見守っていた「戦国」営業統括部副部長の吉村拓也さんは「地域貢献活動として各地の自治体と取り組みを進めている。町内会などの交流イベントではシニア層の参加が多くなりがちだが、eスポーツを取り入れることで子どもや若い世代にも興味を持ってもらえる。幅広い世代の参加を意識してゲームタイトルを選択し、今後は宗像市内で積極的に開催していきたい」と話す。

 4色で色分けした大きめの丸ボタンで簡単操作できるようにオリジナルゲームシステムを作っている「U De-Sports」理事の園田大輔さんは、参加者のプレイを実況し盛り上げた。園田さんは「障害や年齢に関係なく楽しめるゲームを作っている。全国約130カ所の施設に導入しており、レクリエーションで活用することで交流できることが特徴。自治体による地域創生でeスポーツを活用する事例は増えており、実際に対抗戦などを通じて高齢者が地域外に出ていくきっかけになっているところもある」と話す。

 宗像市福祉政策課の牧野翔太さんは「共に支え合える地域共生社会を目指しており、希望した4地区のコミュニティ・センターでは今年度からeスポーツ体験交流会を行っている。仕事などで地域行事などに参加しづらい働き世代が地域との関わりをつくりやすくするために、一人暮らしの高齢者の孤立を防ぐために、気軽にeスポーツを楽しんでもらおうと企画した。地域でお互いに声をかけられるような関係ができたら」と期待を寄せる。

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