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宗像大島で芸術祭「響きあうアート宗像」ツアー 大島島民との交流会も

大島で継続展示している作品(写真提供=響きあうアート宗像)

大島で継続展示している作品(写真提供=響きあうアート宗像)

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 芸術祭「響きあうアート宗像」の企画「大島スタディツアー」が11月2日・3日、宗像大島で開催される。 

「響きあうアート宗像」代表の武藤美奈さん(写真提供=響きあうアート宗像)

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 同芸術祭は3月24日に閉幕したが、大島では現在6点の作品を継続展示している。同ツアーでは、6点の作品を鑑賞し作家から制作過程の思いを聞いたり、宗像歴史観光ボランティアによる案内で大島を巡り歴史について学んだりして、大島の魅力を体感してもらおうと同会が企画した。日帰りコースと宿泊コースの2コースを用意する。

 11月2日に行う日帰りコースは、宗像大社中津宮を参拝後、昼食をはさみ、大島交流館(宗像市大島)で「第1回芸術祭パネル展」を見学。パネル展は3月の芸術祭の様子をカメラマンが撮影したもので11月2日~4日、無料開催している。その後、宗像歴史観光ボランティアによる案内で島内を巡り、砲台跡で作家から直接、作品制作について話を聞くほか、福岡県立美術館特任学芸員の西本匡伸さんの講演を聞く。

 11月2日・3日に行う宿泊コースは、講演の後、地元住民や作家、講師の西本さん、スタッフを交えて、浜辺でバーベキュー交流会を行い、島内に宿泊。翌日の朝食後に解散となる。

 「響きあうアート宗像」代表の武藤美奈さんは「70人以上のボランティアスタッフも含め、多くの市民が中心となって開催している芸術祭で、3年に一度の定期開催を目指している。自然や歴史と『響きあう』形で作り出されている大島会場の作品群を多くの方に見てもらいたい。交流会も用意するので、難しい話ではなく素朴な疑問も投げかけてもらい、さまざまな角度からアートや大島の魅力を楽しんでもらえたら」と話す。

 参加費は、宿泊コース=8,500円、日帰りコース=3,000円。先着30人。申し込みはウェブサイト「響きあうアート宗像」で受け付ける。締め切りは10月20日。

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