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岡垣・内浦に古民家カフェバー 建物に一目ぼれし、福岡市から移転

「実家CLUTCH(クラッチ)」店主の辻村信之さん

「実家CLUTCH(クラッチ)」店主の辻村信之さん

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 古民家カフェバー「実家CLUTCH(クラッチ)」が8月29日、岡垣町内浦にオープンした。

店内の様子

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 同店を切り盛りするのは、北九州出身の辻村信之さん。飲食店での修業を経て30歳で独立し、北九州市で「CLUTCH」を12年、福岡市で「春吉バルCLUTCH」を12年半営んだ。「都会でゼロから開拓し挑戦する生活は楽しかったが、高い家賃を払い続けることに不安を感じるようになった。いっそのことどこか田舎で一軒家を購入しようと探し始めたところ、まだ売りにも出ていなかったこの物件に運命的に出合い一目ぼれした」と話す。店名には「みんなの実家になる」という思いを込める。

 席数は、カウンター席=4席、テーブル席=5卓18席。

 ランチメニューは「本日の実家定食」(1,700円)と「本日のCLUTCHカレーセット」(1,500円)のみ。15時からの喫茶メニューは「本日のキッシュプレート」(1,300円)のほか、デザートやドリンクをそろえる。メニューは季節や仕入れによって変わる。18時以降のバータイムは要予約で、酒やつまみなどを用意する。

 辻村さんは「これまで転々としてきたが、ここを最後に落ち着きたい。自分の手の届く範囲で、この場所を美しくしていけたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は12時から。

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