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宗像で高校生ラグビーの国際大会 男子16チーム、女子8チームが出場

昨年、男子の部で優勝したニュージーランドのハミルトン ボーイズ ハイスクール ©小野正文 / 株式会社C.P.I.

昨年、男子の部で優勝したニュージーランドのハミルトン ボーイズ ハイスクール ©小野正文 / 株式会社C.P.I.

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 「サニックスワールドラグビーユース交流大会2024」が4月28日、グローバルアリーナ(宗像市吉留46)で始まる。主催はサニックススポーツ振興財団。.

サニックスワールドラグビーユース交流大会2024予選会の様子

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 世界から高校生ラグビー選手が集まりトーナメント形式で試合を行う同大会。同財団によると、2000(平成12)年から始まった同大会はこれまで、日本を含めた20の国と地域から約1万4000人が参加しているという。2019年のワールドカップ日本大会や2023年のフランス大会でも、同大会出場者が活躍した。

 コロナ禍の2020年、2021年は中止となり、2022年大会は国内チームだけにとどめたが、昨年から国際交流を再開。創設25周年の今大会は、トロフィー製作、海外参加チームの学校訪問、大会OBやティックトックのインフルエンサーをゲストに迎えるなど、新たな試みを行う。

 今大会は、男子は16チーム(海外、国内各8チーム)が出場、女子は8チーム(同、各4チーム)が出場する。

 5月5日の決勝試合の前には、各チームから選手を数人ずつ募り「World XV Friendly Match(フレンドリーマッチ)」を行う。

 サニックスの宗政寛社長は「各国の選手たちが試合だけではなく寝食も共にすることで、国境を超えた絆が生まれるのも当大会の大きな特徴。ラグビーという共通点だけですぐに打ち解け合う選手たちを見てきたが、世界平和につながるのでは」と話す。

 新設した有料のプライオリティエリアでは、元ラグビー選手によるトークショー、マグロの解体ショーを行う。観客はビュッフェスタイルで食事を楽しみながら試合を見ることができる。大会デザインをラッピングしたシャトルバスは路線を延長して福岡市内からの来場者にも対応する。

 大会開催日には飲食系のキッチンカーを含む11店が出店ブースに並ぶ。廃プラスチックから大会限定のメダルを作るリサイクル体験のブースも用意。ペットボトルや不要な衣類品の回収も行い、次の大会のグッズ作りに役立てる。

 一般社団法人サニックススポーツの渡邊敏行事務局長は「ラグビーをしている人には周知いただいている大会だが、ラグビーを知らない人たちにも気軽に足を運んでほしい」と来場を呼びかける。

 大会開催日は、4月28日・29日、5月1日・3日・5日。

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