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放課後等デイサービスに通う小中学生が職場体験 焼き芋作りや接客

職場体験の様子

職場体験の様子

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 焼き芋・干し芋専門店「かなでのほしいも」(宗像市東郷3、TEL 0940-39-3803)が2月24日、放課後等デイサービスに通う小・中学生向けの職場体験を行った。

「宣伝隊長」齋藤さんと呼び込みをする生徒

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 参加したのは、放課後等デイサービス「All Peace(オールピース)」宗像事業所(宮田1)に通う子どもたち。同事業所では、障がいのある児童・生徒が多くの経験をできるよう、職場体験のほか、自然体験、買い物などの活動を取り入れている。

 今回は、同事業所の保育士、古賀由香里さんが「かなでのほしいも」に来店した際、職場体験の受け入れを依頼し、実現した。

 当日は、午前に小学生3人、午後に中学生4人が参加した。午前に参加した児童は、サツマイモを洗ってアルミホイルで包む作業や接客、店頭での呼び込みなどを体験。午後に参加した生徒は、午前の作業に加え、実際に焼き芋を焼いたり、焦げないようにタイマーで時間を計ってサツマイモを転がす作業を行ったりした。

 呼び込みでは、同店の「宣伝隊長」齋藤元孝さんと共に店頭に立ち、「おいしい焼き芋いかがですか」「焼き立てですよ」と手を振りながら声を出した。最初は小さな声でも、慣れてくると徐々に大きな声になり、自分なりの言葉で呼び込みをしている子どもたちの姿が見られた。

 参加した子どもたちは「旗を振って、お客さんが入ってくれた時はとてもうれしかった」「将来、働きたい」と笑顔を見せていた。

 齋藤さんは「今回、初めて職場体験を受け入れたが、店に活気が出てとてもいい経験になった。機会があれば、今後も積極的に受け入れていきたい」と話す。

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