「道の駅むなかた」(宗像市江口)が日本自動車連盟(JAF)会員が選ぶ「イチオシ道の駅グランプリ2023」で3年連続九州・沖縄の総合1位に選ばれ、殿堂入りした。
地域振興とドライブ旅行の促進を目的に2014(平成26)年から開催し、JAF会員が九州・沖縄にある「道の駅」の「イチオシ」を選ぶ同企画。昨年までは、JAF会員優待契約のある道の駅のみだったが、今年は、九州・沖縄にある全ての道の駅148駅を対象に行った。
9月15日~10月15日にウェブ投票を行い、JAF会員4705人が参加。「グルメ」「設備」「絶景・映えスポット」3部門の合計得票数で決定し、「道の駅むなかた」は1275票を獲得した。投票者からは「新鮮な海産物や農産物が手ごろな値段で手に入る」「海が近く、玄界灘を一望できる展望デッキがある」などのコメントが寄せられた。
総合2位は「道の駅うきは」(うきは市浮羽町=814票)、同3位は「道の駅おおとう桜街道」(田川郡大任町=706票)だった。
14日、JAF福岡支部担当者が中野和久駅長に記念の盾を授与した。盾は、同施設物産館内の出口付近に飾っている。
同駅プロモーション担当者の小田妙子さんは「当施設は自然豊かな場所にあり、すぐ近くに海がある。10月にオープンした車中泊スペース「RVパーク」や24時間使えるトイレがあることで、早朝から並ぶお客さんも多い。3年連続1位を獲得し、殿堂入りできたのは地域の皆さんを始め、インターネット上でも応援してくださった皆さんのおかげ。今後も1人でも多くの方に当施設のファンになってもらえるよう取り組みたい」と意気込む。