「ブルガリアフェスティバル」が9月16日~18日、グローバルアリーナ(宗像市吉留)で開催される。
1947(昭和22)年に創設され、ブルガリアで最も長い伝統を誇るというカザンラック民族舞踊団が来日する同イベント。バルカン山脈の南側に広がる「バラの谷」の最大都市・カザンラック市を拠点に、専属楽団と小学生から大学生までのダンサー150人が所属し、これまで世界各国で2000回以上の公演を行ってきた。日本国内でも宗像ユリックス公演のほか、東京や広島、九州各県で公演を行っている。
「ブルガリアフェスティバル」は世界各国の文化の魅力に触れることができる国際交流イベントとして2001(平成13)年からグローバルアリーナで開催している。宗像市は2010年(平成22年)、ブルガリア・カザンラック市とパートナーシップ協定を締結し、交流活動を積極的に行ってきた。コロナ禍で過去3年間はオンラインなどの部分的な交流にとどまっていた。
当日は、カザンラック民族舞踊団をはじめ、フラダンスやベリーダンスなど世界各国の音楽・踊りなどのステージや、料理が楽しめる屋台を用意。ブルガリアのワインや蜂蜜、化粧品などの物産品も販売する。
24日は宗像ユリックス(久原)のハーモニーホールで同舞踊団の音楽・踊りが楽しめる「宗像ユリックス公演」を行う。ホール前ホワイエではブルガリア物産展も同時開催する。13時開場、13時30分開演。チケットは、前売り=2,000円、当日=2,500円。
宗像市文化スポーツ課の水田勝之さんは「4年ぶりに開催するこの機会にぜひ足を運んでほしい。コロナで制限されていた国際交流をたくさんの人に楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は11時~15時。入場無料。