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宗像・自由ヶ丘に鮮魚店「海神」 大島の網元直送、加工品や総菜販売

店内の様子

店内の様子

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 鮮魚店「海神(わだつみ)」(宗像市自由ヶ丘2、TEL 0940-39-3660)が7月30日、宗像・自由ヶ丘にオープンして1カ月を迎える。

店内で販売する冷凍商品

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 宗像大島で水産業や水産加工業、「めし処 春乃日(はるのひ)」(大島)などを営む春日丸水産(同)が経営。漁船「春日丸」をはじめとする6艘(そう)の船団でまき網漁業などを行う同社は、大島沖で取れた鮮魚を島内の加工所で干物などの加工品を作り販売しているが、島内の人手不足もあり市内内陸部にも新たに加工所を構えることを決意。鮮魚店兼加工所としてオープンした。

 同店では、大島で取れた鮮魚を道の駅むなかたやかのこの里、あんずの里などの直売所に卸すほか、長浜鮮魚市場(福岡市中央区)から仕入れた鮮魚も使い冷凍商品などに加工する。店頭ではタイの塩こうじ漬け、サバの竜田揚げ、アジフライ、ヤズの照り焼き、ブリみりんなどの冷凍商品のほか、南蛮漬けなどの総菜、魚の漬け、地ダコなどの刺し身を並べる。

 鮮魚はアルカリ電解水やオゾン水などで処理しているのが特徴。魚独特の臭みが少なくなるほか、調理後も身が硬くならず「ふんわり感がある」という。

 「漁模様によって変わってくるので難しいこともあるが、できるだけ大島の鮮魚で商品をそろえたい」と店長の南彰さん。「今後は試食のほか、海鮮丼やすし、弁当などのテイクアウトも考えている。お客さまに喜んでもらえるよう、加工商品の種類も増やしていければ」とも。

 営業時間は9時~18時。駐車場7台。

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