岡垣・内浦に醸造所を構える「FUKUOKA CRAFT BREWING(フクオカクラフトブルーイング)」(岡垣町内浦)が7月29日、施設内で「FUKUOKA CRAFT ビアフェス」を初開催する。
昨年12月に開業した同施設は、「福岡の人たちにこだわりの手造りビールを飲んでほしい」というコンセプトの下、「NIWAKA」「BURA BURA」など、さまざまな企業とのコラボ商品にも力を入れてきた。
今回が初開催となるビアフェスでは、クラフトビールだけでなく地元を中心とした飲食店の協力の下、幅広いメニューを用意して来場者をもてなす。「魚ト肴いとおかし」(福岡市中央区)によるマグロの解体ショーや、ブルワーによるビールセミナー、ブルワリー見学などのイベントも予定(時間制先着順)。
クラフトビール缶(600円相当)とオリジナルグラス(1,430円)、当日使えるドリンク券(1,000円分)が付いた前売りチケットも2,000円で販売している。チケットは先着200人限定。「FUKUOKA CRAFT by エルボラーチョ」(同)と、同施設内の「岡垣ブルワリータップルーム」のみで扱う。
同施設営業担当の林優留(すぐる)さんは「これまで来る機会に恵まれなかった人たちにも、もっと気軽に来てほしい。ここから福岡をどんどん盛り上げていくことで、それが普段世話になっている地元の人たちへの恩返しにもつながるとうれしい。夏になると皆から『FUKUOKACRAFTのビアフェスに行きたい』と思ってもらえるよう、毎年の恒例行事として地元に根付いていけたら」と話す。
開催時間は12時~16時。駐車場複数台有り。入場無料。当日は海老津駅~同施設間で往復シャトルバスを運行する。