街道の駅「赤馬館」(宗像市赤間4)で6月23日、来館者50万人達成記念式典が開かれた。
宗像の東部観光拠点施設として2014(平成26)年にオープンした同館。宗像の観光・イベントの案内や和装着付け体験などを行うほか、物産コーナーでは宗像土産の販売、館内の「お食事茶屋とん万」では宗像の食材を使ったランチやデザートを提供している。
今回は、5月31日で来館50万人に達したことを記念したセレモニー。式典には赤間・吉武・南郷・赤間西・自由ヶ丘地区のコミュニティ運営地区協議会会長らのほか、赤間宿商店組合の組合員、市職員らが出席。同館公認キャラクター「むなかたのテンちゃん」も祝いに駆け付けた。
式典では宗像市の市場志郎産業振興部長が「赤馬館は開館から現在まで東部観光拠点施設として市内の観光施設事業に協力いただくとともに、赤間宿通りの活性化に務めてもらい感謝している。宗像市の観光業発展のためには同施設の力添えが不可欠。引き続き協力をお願いしたい」と伊豆美沙子市長のメッセージを代読した。
50万人目の来館者となったのは市内在住の阿部タツ子さん。阿部さんには認定証のほか、赤馬のガラス工芸品、赤馬館の商品詰め合わせセット、博多織カードホルダーの記念品を贈呈。「現在94歳だが、生まれて初めてこのような機会に恵まれた。これからも元気で頑張って生きていきたい」と喜びを語った。
同館では来館者50万人達成を記念して、7月1日から先着50人に「テンちゃんのコースター」を配布する。
開館時間は10時~17時。月曜休館。