宗像市全面協力の下、宗像の食や世界遺産を巡るエイチ・アイ・エス九州のバスツアーが5月24日に始まる。

　「『食』と『神』の町『宗像』の魅力に迫る旅！世界文化遺産『宗像大社』と宗像づくしの『HISオリジナル会席』を満喫！」と題したバスツアーで、宗像大社、道の駅むなかた、玄海旅館、海の道むなかた館、街道の駅赤馬館、勝屋酒造を巡る。

　同ツアーの企画には宗像市産業政策課が全面協力。ツアーの立ち寄り候補地の下見にも同行して、積極的に市の観光情報を提供したという。担当した佐藤友理さんは「宗像は世界遺産があり、海の幸も山の幸も豊富。コロナ禍で商工観光の分野は大きな打撃を受けたので、宗像を元気にするためにも、宗像の魅力をもっと多くの方へ伝えたいと思い、協力を申し出た」と話す。

　同課の梅田雄嗣さんは宗像市に出向している日本航空社員で、バスツアーの添乗員の経験もあるという。「市職員の視点しか私にはなかったが、梅田さんから旅行会社の視点でどんな情報が必要か、どんなサポートがあれば助けになるかなど、多くのアドバイスをもらい、それが生かせたのでは」と振り返る。

　佐藤さんは「立ち寄り先の事業者の皆さんをはじめ、市内の多くの方々のおかげで、市として今回のツアー企画に協力することができた。ぜひ多くの方にツアーに参加していただき、宗像の魅力を知ってもらえたら」と参加を呼びかける。

　ツアー料金は1万2,400円。全国旅行支援（日帰り）を適用すると9,920円になり、地域クーポン（平日＝2,000円、休日＝1,000円）ももらえる。最少催行人数は15人。