宗像の「子ども支援ネットワーク With Wind(ウィズウィンド)」が5月31日、令和5年度福岡県青少年団体等顕彰で表彰された。
「子ども支援ネットワーク With Wind(ウィズウィンド)」代表の藤原浩美さん
「まちじゅうを子どもの遊び場に」をモットーに2012(平成24)年に設立された同会。メイトム宗像(宗像市久原)外庭で冒険遊び場「子どもプレーパーク」を木曜・土曜を中心に定期開催しているほか、中高生の居場所「Risus Munakata(リーゾス ムナカタ)」を月2回開催するなど、子どもの遊び場や居場所づくりを行っている。地域において子どもの居場所に関わる人材発掘や人材育成、情報発信、啓発活動など、他の青少年団体の活動促進にも取り組む。
今回の表彰は、公益社団法人「福岡県青少年育成県民会議」(福岡市博多区)が、青少年の健全育成に関し、優れた活動などを行っている個人または団体を顕彰するもの。優れた活動などを助長・奨励し、広く一般に紹介することによって、青少年の健全な育成とその活動を促すことを目的に毎年、顕彰を行っている。
「おおむね10年以上青少年育成活動を続けている団体」として「青少年団体・グループの結成または活動促進、青少年の指導などの育成指導活動」の功績により、同会の表彰が決定した。
同会代表の藤原浩美さんは「活動を10年以上続けてこられたのは、多くの方が支えてくださったおかげ。団体としての功績を認めていただき光栄。『まちじゅうを子どもの遊び場に』のモットーを、これからも大切にして、子どもの権利を尊重し、子どもの力を信じられる大人を地域に増やしていきたい。『宗像で遊んで育ったから、宗像が大好き』と子どもたちから言ってもらえるような街になれば」と今後の抱負を語る。