宗像市は3月28日、持続可能な循環型社会を目指してJEPLAN(神奈川県川崎市)と連携協定を締結した。福岡県では宗像市が初。
同社は「あらゆるものを循環させる」というコンセプトの下、ペットボトルやポリエステル繊維をリサイクルする技術を生かして、循環にまつわる取り組みの構築をサポートする事業を提供している。
協定の主な取り組みとして、「ペットボトルのボトルtoボトルリサイクルに関すること」「循環型社会の実現につながる環境教育や啓発活動に関すること」を挙げる。
同社取締役執行役員会長の岩元美智彦さんは「宗像市が『ボトルtoボトル』の取り組みに賛同してくれてうれしい。福岡県の循環型社会のトップランナーとして先頭を走っていただき心強い。ボトルだけではなく、いろいろなものを循環させていきたい」と意気込みを話し、伊豆美沙子市長は「本協定を通じて、燃やすごみの減量、限りある資源の再利用、新たな石油資源の使用削減、Co2排出削減、市民のリサイクルへの意識向上につながることを期待している」と話した。