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宗像の小学生を対象に「雪遊びキャンプ」 市内の社会教育団体が企画

雪だるま作りなど、子どもたちはさまざまな雪遊びを楽しんだ

雪だるま作りなど、子どもたちはさまざまな雪遊びを楽しんだ

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 宗像の社会教育団体「ぐりーんきっず」(宗像市田久1)が2月25日・26日の2日間、宗像市内の小学生を対象に九重森林公園スキー場(大分県九重町)で「雪遊びキャンプ」を行った。

代表の工藤達也さん(左)と副代表の大久保圭祐(かいすけ)さん(右)

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 同団体は2005(平成17)年、子どもの「生きる力」の育成を目的に熊本県内で設立された社会教育団体。2年前から宗像市に拠点を構え市民活動団体に登録。市内の小学1年~6年の児童を対象に、宿泊を伴う野外教育活動(キャンプ)を定期的に行っている。子どもたちが自主的・主体的に活動に取り組めるよう、プログラム内容や指導者の声がけなどを工夫しているという。代表の工藤達也さんは「子どもたちには自然の中でのびのびと活動しながら、いろいろなことに挑戦し、自分でできることをどんどん増やし、成長してほしい」と思いを話す。

 今回のキャンプには、市内の小学生24人が参加。キャンプインストラクターや保育士・幼稚園教諭、応急救命などの資格を持ったスタッフ、学生ボランティア、合わせて8人が指導者として引率した。

 1日目は、「かまくら」や雪だるまを作ったり、雪合戦やそり滑りで遊んだりしたほか、雪そりの上でバランスを取りながら進む「雪サーフィン」を子どもたちが発案し、自分たちで考えた遊びで楽しむ姿も見られたという。2日目は、雪の上を動物が通った足跡を探す「アニマルトレッキング」を行い、イノシシやウサギ、鹿などの足跡を見つけたという。

 工藤さんは「自然の中で思いきり遊ぶ体験が普段はできない現代だからこそ、親から離れて異年齢集団で行うキャンプは、楽しいのはもちろん、子どもたちの大切な学びの機会にもなっている。ぜひ多くの子どもたちに参加してもらえたら」と呼びかける。

 次回のキャンプは3月11日・12日の2日間、少年自然の家「玄海の家」(神湊)で「いちごキャンプ」を行う。先着順で予約制。

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