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宗像で保護者向けメディア講座 健康・安全を第一に付き合い方考える

講座を企画した宗像市子ども育成課の大石真輝さん(左)と本田康浩さん(右)

講座を企画した宗像市子ども育成課の大石真輝さん(左)と本田康浩さん(右)

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 宗像市役所が2月8日、「おやこで並んでメディアを楽しもう!」と題した家庭教育学級を行う。

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 保護者の教育力向上を目的に、宗像市子ども育成課が主催する同学級。毎回さまざまなテーマを設定し、年2回開催している。今年度は9月に「自己肯定感」をテーマに第1回を開催した。

 今回のテーマは「子どものメディアとの付き合い方」。健康と安全を第一に考え、子どもたちが楽しくメディアと付き合う方法について考える。講師は、福岡教育大学准教授の奥谷めぐみさん。専門は生活経営学や消費者教育で、複雑化・若年化する消費者問題やメディアが生活に与える影響について研究している。同講座の企画を担当した宗像市子ども育成課子ども育成係の大石真輝さんは「奥谷先生は幼い子ども2人を子育て中の母親でもあり、研究としてだけでなく、母親の立場でもメディアとの付き合い方を模索している。専門家としての話だけでなく、子育て当事者の目線も交えて講演してもらえたら」と期待を込める。

 宗像市では国が進めるGIGAスクール構想により、2021年4月、全ての小中学校の児童・生徒一人一人に学習用の端末(タブレット端末)を貸与し、学校や家庭での活用が始まった。大石さんは「小中学校でタブレット端末の活用が始まり、子どものメディアとの付き合い方に悩む保護者も多いのではと思い今回のテーマに決めた。子どもたちの健康と安全を守りながら、メディアと『楽しく付き合う』ヒントを、この講座で見つけてもらえたら」と参加を呼びかける。

 対象は、未就学児~中学生くらいまでの子どもの保護者と講座に興味のある宗像市民。参加無料。オンライン受講可能。申し込みは1月31日まで。

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