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宗像の中高生が韓国の姉妹都市とオンラインで国際交流 交流再開に期待

画面越しに記念撮影をする両市の生徒ら

画面越しに記念撮影をする両市の生徒ら

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 宗像在住の中・高校生が姉妹都市の韓国・金海(きめ)市の生徒らとオンラインで国際交流を楽しむイベントが12月17日、宗像市役所で開かれた。

好きなアニメなどの写真を見せながら韓国語で自己紹介をした生徒も

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 宗像市と金海(きめ)市は1992(平成4)年に姉妹都市締結し、スポーツや美術、祭りなどを通して交流を深めてきたが、コロナ禍以後は行き来が難しくなり交流が中断していた。今年で締結30周年を迎えたことから両市が共同で企画。宗像市では「むなかた子ども大学」の特設講義の一つとして行った。

 交流会には両市の中・高校生20人が参加。Zoomで互いの市の紹介や自己紹介を一人ずつ行い、事前に準備してきた好きなアニメやアイドルの写真などを見せながら話す生徒の姿もあった。

 「お題」の絵を相手チームに言葉やジェスチャーだけで伝え、制限時間内にどれだけ正確に描けるかを競うゲームなども実施。日本語や韓国語、英語を使いながら伝え合い、絵が一致した時には歓声が上がった。

 友人らと参加した東海大学付属福岡高校(宗像市田久1)2年の生徒は「韓国語はこれまで独学で勉強してきたが、コロナ禍で交流する機会がなかった。韓国に行ったら金海市に遊びに行きたい」と韓国語で話し、金海市の生徒は「緊張していたが楽しめたし、もっと日本語を学びたいと思った。またこのメンバーで一緒に遊べたら」と日本語で呼びかけた。

 金海市の交流協力チームのイ・ジュノンさんは「今回の交流会をきっかけに活発な交流ができれば。オンラインではなく、対面で話せる日が来ることを楽しみにしている」と締めくくり、最後に画面越しに記念撮影も行った。

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