駄菓子と角打ちが楽しめる駄菓子バー「なつ菓子屋」(宗像市日の里1)がオープンして、10月11日で1カ月を迎えた。
「地域を盛り上げたい」という思いから、店長の用松匠さんら有志3人で立ち上げた同店。子どもから大人まで楽しめる店にしたいと考え、駄菓子と角打ちを同じ店で楽しめるようにしたという。
右側の壁一面におよそ50種類の駄菓子が並ぶ店内。オープン初日から、多くの子どもたちが来店し、日を追うごとに来店客が増えているという。用松さんは「自分たちが子どもの頃は、小遣いを握りしめて駄菓子屋へ行って駄菓子を買い、店の人と話すのも楽しみの一つだった。そういう光景が今はほとんどないので、昔ながらの顔の見える関係で、子どもたちが集える場所を作りたかった」と思いを話す。
駄菓子の棚の反対側には、バーカウンターを用意。大人にアルコール類を提供する。メニューはビール(中ジョッキ)、ハイボール、レモンサワー(以上400円)、焼酎(300円)。ノンアルコールビール(400円)やソフトドリンク(200円)も用意する。駄菓子をつまみとして購入することもできるほか、フライドポテト(100円)やコロッケ(80円)などの日替わりメニューも用意する。「駄菓子は大人にとっては懐かしいもので、話が盛り上がることも。この地域も高齢化していて、一人暮らしのお年寄りの方も多い。気軽に立ち寄って、一杯飲んでおしゃべりしていってもらえたら」と来店を呼びかける。
営業時間は16時~20時まで。火曜定休。