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宗像歴史観光ボランティアによるガイドツアー 世界遺産登録5周年記念の一環で

「宗像歴史観光ボランティアの会」のメンバー 海の道むなかた館で

「宗像歴史観光ボランティアの会」のメンバー 海の道むなかた館で

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 世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群が登録から5周年を迎えるのを前に、市の世界遺産登録5周年記念事業の一環として、宗像歴史観光ボランティアの会によるガイドツアーが6月に行われる。

「神宿る島」沖ノ島

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 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群は2017(平成29)年7月、世界遺産登録。沖ノ島は「神宿る島」として古代から現在まで崇拝の対象とされており、東アジアにおける対外交流が活発に行われていた4世紀後半から9世紀末に大きく発展し、航海安全に関わる古代祭祀遺跡が残されている。沖ノ島を起源とする信仰を現在に伝える宗像大社と、古代祭祀(さいし)を行った人々の古墳群で構成され、「神宿る島」を崇拝する伝統が現在まで継承されてきたことを知ることができる。

 同会による「むなかたの名所・史跡見学ツアー」の一つとして6月15日、「世界遺産 宗像大社」コースを予定。宗像大社辺津宮に隣接する「海の道むなかた館」で「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群について学び、ガイドの解説を聞きながら、実際に歩いて「宗像大社辺津宮」「高宮祭場」「第二宮・第三宮」などを見学する。

 ツアーを企画した「宗像歴史観光ボランティアの会」の岩隈さんは「ガイドになる前は、宗像大社のすごさを分かっていなかった。でも、知れば知るほど宗像大社のすごさには感動を覚えた。宗像大社は『神話と史実が結びつく』場所。ツアーではその結びつきを体感してもらえるのでは。多くの方に参加いただき、世界遺産、宗像大社のすごさ、地元の魅力を再発見・再認識してもらえたら」と参加を呼びかける。

 ツアーは事前申し込が必要。「世界遺産 宗像大社」コースの他にも「八所宮」コース(6月4日)、「唐津街道 赤間宿」コース(同26日)も予定。

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