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宗像で「ブランディングのすゝめ」講座 市民がまちづくりのノウハウ学ぶ

講座の様子

講座の様子

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 市民活動交流館「メイトム宗像」(宗像市久原)の結工房で12月1日、講座「ブランディングのすゝめ」が開かれ、まちづくりに関心のある市内外の地域団体関係者ら11人が参加した。宗像市と一般社団法人「PENTAGON」が主催する「まちづくりのすゝめ」講座一環。

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 講師を務めたのは取材・執筆業、書籍制作、ブランディングなどを手掛けるチカラ(福岡市中央区)社長の元木哲三さん。「ブランディングとは何か」「なぜブランドは必要か」「マーケティングとの違い」「ブランドのつくり方」などについて、自身の経験や身近なブランドの例を交えながら講義を行った。

 地域ブランディングについて、元木さんは「リサーチが大事。その地域のことを良く知っている人はもちろん、外部からの視点をリサーチすることで強みが見つけやすい」と話した。「ブランドをつくるには他者と差異化することが大切。己のブランドアイデンティティーを探し、競合との位置関係を把握することが必要。ブランディングの全ては物差しとなる『言葉』を生み出すことから始まる」と手法や言葉の力の重要性についても話し、参加者は熱心に耳を傾けていた。

 「まちづくりのすゝめ」講座は、市民活動やまちづくりの際に役立つノウハウを学び、これからの活動に生かすことを目的としている。2021年度は、これまで「企画」「デザイン」「発信・編集」のテーマに沿って開催され、今回が本年度最後の講座となった。

 PENTAGON代表の立花祐平さんは「本年度は専門知識を学べる講座が多かった。講座で得た知識を地域団体に生かしてもらえれば。他地域の方もぜひ宗像へ来て受講してほしい」と期待を込める。来年度も「まちづくりのすすめ」講座は開講を予定する。

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