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宗像のガーデンカフェがシャッターラッピング 営業時間外はフォトスポットに

RAKURAさん(中央)と「ガモジスタジオ」店主の吉村隼磨さん、妻の桃子さん

RAKURAさん(中央)と「ガモジスタジオ」店主の吉村隼磨さん、妻の桃子さん

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 ガーデンカフェ「いろは」(宗像市稲元3)が11月26日、シャッター扉にラッピングアートを施した。

シャッターラッピング

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 庭造り専門店「SHINY GARDEN(シャイニーガーデン)」に併設するカフェとしてオープンし、今年で8周年を迎えた同店。今回のシャッターラッピングは、8周年を記念して企画した。

 デザインを手がけたのは、歌とアップサイクルアートの二刀流アーティストとして活動するRAKURA(ラクラ)さん。RAKURAさんが初めて人前で歌を披露したのが「SHINY GARDEN」だったことから、同店チーフの枇杷和美さんが声をかけ、今回のコラボレーションが実現した。

 シャッターラッピングの施工は、地元の看板店「GAMOZI studio」(村山田)に依頼。RAKURAさんが描いた絵をシートに印刷し、シャッターの凹凸に沿って貼り付けていった。枇杷さんは「せっかく描いてもらうので、どこに飾ろうか模索していた。シャッターにも施工できると聞き、お願いすることにした」と振り返る。

 絵は手書きとデジタルを組み合わせて制作したというRAKURAさんによると、「いろは」のコンセプト「笑顔の絶えない空間」をテーマに「IROHA」の文字を葉と笑顔でデザインし、「ハハハ」と明るい笑い声が集まるイメージを表現したという。外観になじむよう背景は緑色にし、同店を象徴する花や光、赤いパラソルのイラストを盛り込んだ。チョウのモチーフの前に立つと、背中にチョウの羽が生えたように見える構図になるため、フォトスポットとしての話題性を見込む。「いろはが休みの日には、気軽に撮影して楽しんでもらえたら」とRAKURAさん。

 完成したシャッターアートを見た枇杷さんは「以前からあったかのように店や庭の雰囲気になじむ、すてきなデザイン。道路沿いからも見えるので、営業時間外に楽しんでもらえるのでは」と話す。

 営業時間は11時30分~17時。水曜定休。

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