
ブルガリアフェスティバル25周年記念特別公演が9月23日、宗像ユリックス(宗像市久原)で行われる。主催はグローバルアリーナ。
ブルガリアの著名なピアニスト、ジャズシンガー、民族舞踊団を招く同公演。宗像市・ブルガリア共和国カザンラック市パートナーシップ協定事業の一環。ブルガリアフェスティバルは2001(平成13)年、ブルガリアで最も長い伝統を誇るというカザンラック民族舞踊団が来日し国際交流を行うイベントとして始まった。2010(平成22)年には宗像市がブルガリア・カザンラック市とパートナーシップ協定を締結した。
例年、宗像ユリックスのハーモニーホールで同舞踊団が音楽・踊りを披露する「宗像ユリックス公演」を行っているが、今年は特別ゲストが来日し「ブルガリア民族舞踊&音楽祭」として3部構成で行う。
第1部はブルガリアのピアニストでヨーロッパ各国の音楽コンクールでの優勝歴を持つラドスロフ・ニコロフさんによるクラシックリサイタル。第2部は、例年人気の高い同舞踊団の公演。第3部は、ブルガリアのジャズシンガー、ナディア・トンチェヴァさんとジャズバンドによるジャズライブ。チケットは1日通し券で、前売り=2,000円、当日=2,500円。
ホール前ホワイエではブルガリア物産展も同時開催し、ブルガリアワインやブルガリア蜂蜜、ローズウオーターなどブルガリア直輸入の物産品が並ぶ。
20日・21日はグローバルアリーナ(吉留)の芝生広場で、ブルガリアをはじめ世界の屋台料理やキッチンカーが出店するほか、カザンラック民族舞踊団をはじめ地元のダンスチームなどによるステージ発表を行う。開催時間は10時~15時。
イベントを担当するグローバルアリーナのゲフト・ステファンさんは「25周年の節目なので著名なゲストを招き、豪華な音楽祭を企画した。音楽や民族舞踊、食べ物など、ブルガリアの魅力を多くの方に楽しんでもらえたら」と話す。