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ひのさと48でクリスマスイベント 地域の「ひっさつわざ」で交流、点灯式も

(左から)バンブードーム制作を担当した杉山耕太さん、庭野賀代さん(写真提供=さとづくり48)

(左から)バンブードーム制作を担当した杉山耕太さん、庭野賀代さん(写真提供=さとづくり48)

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 「クリスマスひっさつわざマーケット」が11月30日、生活利便施設「ひのさと48」(宗像市日の里5)で開催される。主催は「さとづくり48」。

バンブードーム制作の様子(写真提供=さとづくり48)

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 同施設のクリスマスイベントは今年で3年目。地域の新たな風物詩をつくり、地域住民の会話量を増やすとともに、「放置竹林」の社会課題解決を目指して、竹を使ったバンブーツリーを制作してきた。

 今年はツリーではなく、ドームを制作している。「さとづくり48」アートディレクターの杉山耕太さんは「テーマは『集う』。過去2回より内部の空間を広げ、もっと人が中に入って集えるように、使う竹もモウソウダケから真竹に変えて巨大な竹籠のイメージで制作している」と話す。イベント当日は、竹製の短冊型のオーナメントに色を塗ったり文字を書いたりして飾ることができる。

 過去2回は点灯式のみだっだが、今回は地域住民や同施設にゆかりのある人たちが「ひっさつわざ」を持ち寄って交流を図る時間を設ける。「ひっさつわざ」とは、特技や好きなことを指す言葉で、日の里学園の授業で生まれた言葉だという。

 13時からは同施設内の写真スタジオ「ジュビリーフォトス」によるワークショップを行うほか、14時からは同施設の「音楽の日」に出演しているメンバーを中心に地域住民が楽器の演奏や歌唱を披露。15時からは同施設内のコミュニティーカフェ「みどりtoゆかり日の里」の弁当や「むすびカフェ」(大島)の海鮮スープ、同施設内の発達支援事業所を運営する「さつき会」のコーヒーやクッキーなどの飲食物を販売する。

 「さとづくり48」の庭野賀代さんは「オーナメントを作って飾ったり、ドーム内で自由に思い思いに過ごしたりすることで『自分のクリスマススポット』にしてもらえたら。この場所が地域の方にとって安心してやりたいことができる場所になっていけたら」と思いを話す。

 開催時間は13時~19時。バンブードームの点灯式は18時~。2026年1月10日まで17時~21時の間、点灯する。

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