
SDGsをテーマにしたイベント「むなふく☆みらいフェスタ Episode1~ひらめきのたね~」が10月1日~11日、くりえいと宗像(宗像市くりえいと2)で開催される。
宗像市と福津市による福岡都市圏広域行政推進協議会事業の一環。例年イオンモール福津で開催していたが、今年初めて「くりえいと」と共同開催する。
期間中、SDGsの17目標に沿った地元小中学生の取り組み紹介やワークショップを行う。サンリブくりえいと宗像2階では、両市の小学生が地域の神社や特産物をSDGsの観点で調べた内容や昨年行った「むなかたSDGs教室」について展示するほか、4 日は「むなかた大島浜辺らぼ」による大島の海岸で収集した海藻を使う押し葉づくりワークショップ、5日は福岡教育大学書道専攻「とりっぴーず」による水書パフォーマンスとうちわへの墨書ワークショップ、水書体験を行う。くりえいと宗像の各テナントでは、宗像市立河東中学校2年生による職場体験リポート展示を行う。
宗像市役所経営企画課の山口理加さんは「平均年齢75歳の『むなかた大島浜辺らぼ』によるワークショップは、高齢者が自走する組織づくりにつながる。海藻を使うことで参加者の気候変動への気付きにつながるし、作品は標本にもなる。水書き体験は繰り返し使える特別な用紙を使うことがエコ。『とりっぴーず』のまちづくりや教育を提供する活動もSDGs。すべてがSDGsにつながっている」と話す。
会場では、来年開催予定の同イベントのサブタイトルも募集する。山口さんは「初開催の今回は、子どもたちのひらめきを展示し、ワークショップもひらめきが必要な内容なので『ひらめきのたね』と名付けた」と話す。「SDGsと聞くと、達成困難なものというイメージもあると思うが、イベントをきっかけに、身近にあって未来につながるものだと気付き、自身のライフスタイルに取り入れてもらえたら」とも。
ワークショップ申し込みは、宗像市ホームページで受け付ける(定員に達し次第締め切り、当日空きがあれば参加可)。