
「子どもまつり」が9月14日、メイトム宗像(宗像市久原)で開かれる。主催は「むなかたJLC」。
実行委員の子どもたちがデザインしたスタッフTシャツ(写真提供=むなかたJLC)
「JLC」は「ジュニアリーダーズクラブ」の略で、未来の地域を担う青少年リーダーの育成を目指して活動する団体。むなかたJLC代表の平田裕貴さんは「近年、子どもたちが『お客さま状態』の体験活動が多いと感じている。子どもたちが自分で考え、悩み、失敗も経験して試行錯誤する中で、自分たちの力で成し遂げたという自信と経験を身に付けてほしい」と話す。
今年2回目となる同イベント。「1年目は『とにかくやってみよう』、2年目は『広げよう』を目標に掲げ、5年目には子どもたちだけで実行できることを目指している」と平田さん。地元の中高生8人による実行委員会を4月に立ち上げ、毎月会議を行い、準備を進めてきた。イベントチラシやスタッフTシャツ、公式キャラクター「トリップ」のデザインも実行委員会の子どもたちが製作したという。
当日は、竹笛作りや生け花など15店以上のワークショップブースを設置するほか、子ども作家による「子どもマルシェ」、赤ちゃんから楽しめる「mom happy marche(マムハッピーマルシェ)」、キッチンカーなどの飲食の出店、シャボン玉ショー、スタンプラリー、「あしや砂像展」の実物作品展示と砂像作り体験など、子どもたちが一日を通して楽しめるよう準備している。
平田さんは「実行委員会の子どもたちはもちろん、参加者の子どもたちにも『自分でできた』という体験をしてほしい。ワークショップがきっかけで工作が好きになり、来年は出店者をしてみたいと思う子が出てきたり、運営スタッフをしてみたいと思う子が出てきたりしたら」と話す。
開催時間は10時~16時。