
洋菓子店「ハイデルベルグ」(岡垣町公園通り1)が6月5日、リニューアルオープンした。
1994(平成6)年12月9日に河原清光さんがJR海老津駅前で創業した同店。2019年10月に息子の河原徹さんが経営を引き継ぎ、2022年7月に現在の場所へ店舗を移した。
河原さんによると、移転から3年がたったが「常連客にも継続的に変化を楽しんでほしい」との思いから、店内をリニューアルすることを計画。内装をドライフラワーで彩る他店にプライベートで訪れたことをきっかけに、構想がさらに膨らんだという。
リニューアルに当たり、ドライフラワーや生花など植物で覆いつくされたようなデザインの店内は、「cot’e jardin(コテジャルダン)」(福岡市中央区)と「MIDDLE WORLD(ミドルワールド)」(福岡市博多区)が装飾を手がけた。ともに河原さんが直接両社に声をかけ、改装した。
リニューアルオープン当日は開店1時間前から店の外に並ぶ客の姿もあった。店内ではショートケーキ、シュークリーム、季節のフルーツを使った約30種の生菓子や約40種の焼き菓子を並べる。
河原さんは「店を訪れた人たちに、ケーキだけではなく店内にあふれる植物を楽しんでもらえたら。これからも数年に1回は店の雰囲気を変えられるようにしていきたい」と話す。
営業時間は10時~18時30分。火曜定休。