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「いせきんぐ宗像」で10周年記念イベント 式典に古代フェスも

宗像市世界遺産課の西依由里香さんと、授業の一環で取材に参加した東海大学付属福岡高校の生徒

宗像市世界遺産課の西依由里香さんと、授業の一環で取材に参加した東海大学付属福岡高校の生徒

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 「田熊石畑遺跡歴史公園(いせきんぐ宗像)」(宗像市田熊2)の開園10周年記念イベントが5月31日に開催される。

古墳シンガーのまりこふんさん(写真提供=世界遺産課)

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 当日は、10周年記念式典と「ムナカタ古代フェス」を実施。同園は2013(平成25)年に通称を公募し、61件の応募から当時小学校6年生だった児童の案「いせきんぐ宗像」が満場一致で選ばれた。名前の由来は「宗像の王様が眠る遺跡」で、公園の歴史的価値を表している。今回の式典では、その命名者からの祝電も披露する。

 「ムナカタ古代フェス」では、オープニングイベントにも出演した、古墳シンガーのまりこふんさんによる「いせきんぐにカンパイ!スペシャルライブ&トークショー」を開催。宗像市内で出土した文化財をモチーフにしたグッズやフードをそろえる「古代マーケット」、貫頭衣(かんとうい)の着付けなど古代体験ができる九州国立博物館の出張イベント「きゅーはくきゃらばん」、弓矢体験、いせきんぐツアーも予定する。

 併せて、開園当時に東郷小学校の在校生や一般参加者が書いた「10年後の自分への手紙」の受け渡しコーナーも設ける。これらの手紙は、開園当時に園内へタイムカプセルとして埋められていたもの。

 宗像市世界遺産課の西依由里香さんは「10周年記念で、いつもより規模の大きなイベントになる。皆さんに愛される歴史公園になればと思っているので、幅広い世代の方々に、文化財を気軽に楽しんでもらえるイベントにしたい」と意気込む。

 開催時間は11時~15時。雨天時は東郷地区コミュニティー・センターで13時から記念式典のみ実施。

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