
アートイベント「POP ART×寺!!!!!!~ミスマッチな文化が集うアート展~」が5月24日、鎮国寺(宗像市吉田)本堂横で開かれる。
主催は、歌手とアップサイクルアート制作の二刀流アーティストとして活動している宗像市出身のRAKURA(ラクラ)さん。昨年、米ニューヨークを拠点にする日本人アーティスト集団「JCAT」に加入し、3月にはアップサイクルアートブランド「Alive again(アライブアゲイン)」を設立。7月に同団体がニューヨークで開催する展示会「JAPANISM(ジャパニズム) 2025」への出品が決まっている。
RAKURAさんが手がける作品は「Love the EARTH and mySELF(自己愛は地球愛への第一歩)」をコンセプトに菓子袋やプルタブ、スマートフォンなど家庭の廃材やレジンなどを使い絵画制作するのが特徴。音楽ライブなどに来たファンから使わなくなった眼鏡やペットボトルキャップなどの廃材を作品制作用に受け取ることもあるという。
当日は、RAKURAさんの知人や公募で集まった8人のアーティストが参加し、作品展示や即売会、茶道のパフォーマンスを行うほか、キッチンカーも出店する。RAKURAさんも自身の作品展示や即売会、Tシャツなどのグッズ販売を行う。
RAKURAさんは「7月の海外出品に向け、日本人アーティストとしての文化や色を見せたいと思い、寺でのアートイベントを企画した。今回集まったのはポップな絵を描くアーティスト。イベントのテーマは『ミスマッチを楽しむ』。神社仏閣のような歴史ある場所に色とりどりのポップがあることで生まれる違和感を楽しんでほしい。アートと聞くと難しいと思う人も多いと思うが、ファッションブランドと同じ感覚で見てもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時30分~16時。入場無料。