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宗像で「新聞バッグ」作りワークショップ 趣味で資格取得した市職員が講師 

「しまんと新聞ばっぐ」インストラクターの赤田篤史さん

「しまんと新聞ばっぐ」インストラクターの赤田篤史さん

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 ワークショップ「新聞ばっぐをつくろう」が3月30日、「海の道むなかた館」(宗像市深田)で開催された。

ワークショップの様子

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 世界遺産、宗像の歴史、環境など体験や交流を通じて楽しみながら学ぶ「海の道むなかた館 春まつり」の一つとして開催した同ワークショップ。「新聞ばっぐ」は新聞紙とのりのみを使って作るエコバッグで、高知県四万十川流域で誕生したもの。バッグの側面には、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環「海ノ民話のまちプロジェクト」で製作された海ノ民話アニメ「宗像三女神と沖ノ島」の宗像三女神をデザインした。

 同ワークショップの講師を務めた「しまんと新聞ばっぐ」インストラクターの赤田篤史さんは、秘書政策課職員として宗像市役所に勤めながら、「趣味」でインストラクターの資格を取得したという。赤田さんは「『新聞ばっぐ』自体がかっこいいと思った。最後の清流と呼ばれる四万十川で始まった『新聞ばっぐ』は宗像市としても海を守ろうという思いにつながる。私の仕事はシティープロモーションなので、ワークショップを通じて宗像の魅力を発信していきたい」と話す。

 当日は16人が参加し、インストラクター5人からサポートを受けながら約90分間かけて、バッグ作りに取り組んだ。親子で参加していた宗像市内在住の女性は「子どもが折り紙を折るのが好きなので新聞でバッグを作るのも楽しんでくれると思い参加した。5歳と3歳なので作るのは難しいかと思ったが、インストラクターの方がサポートしてくれて最後まで作ることができた」と笑顔を見せる。

 赤田さんは「中サイズという難易度の高いバックだったが、インストラクターの皆さんのおかげでワークショップが行えた。幅広い世代の方々が参加できるのがこのイベントの良さ。今後もさまざまな機会で開催したい」と意気込む。

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