宗像ユリックス(宗像市久原)の芝生広場外周路に整備しているランニングコースが10月4日、完成する。
同コースは、元々作業車が通る管理用道路としてアスファルト舗装されていたが、ランニングやウオーキングコースとして利用する人が多いことから、「足元に優しい、走れる場所を提供したい」と整備に至った。
ランニングコースには「ウレタン舗装」を施工。距離は1周約850メートル。サーキットトレーニングコース横のスタート地点から200メートルごとに距離を表示する。現在、舗装路には工事柵を設置しているが、10月3日までに撤去し、4日から利用できるようにする。
宗像市文化スポーツ課の高尾亮平さんは「当コースは、毎年4月に開催する24時間駅伝のコースにもなっている。所々に起伏があるが、季節によって景色が変わる飽きが来ないコース。これからはランニングやウオーキングにちょうどいい季節なので、新しいコースの感触を試しに来てほしい」と話す。
同コースの新設と10月20日に開催される第10回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会「プリンセス駅伝in宗像・福津」を記念して10月5日、「DeNAアスレティックスエリートアドバイザー」の瀬古利彦さんと1998年「バンコクアジア大会」1万メートル金メダリストの川上優子さんによるミニトークイベント・ランニング教室も開催する。場所は、芝生広場とサーキットトレーニングコース。対象は小学生~高校生。定員は50人。参加無料。申し込みは、同施設ウェブサイトで受け付ける。
トークイベントは10時から。ランニング教室は10時45分~12時。