「イカ王国 筑前玄海イカフェア」が9月14日、筑前玄海エリアで始まった。
福岡県知事を訪問し「筑前玄海イカフェア」」をPRする商品開発メンバー
福岡県が、宗像市、福津市、岡垣町、古賀市、芦屋町の5市町を「筑前玄海エリア」と名付け、新たな観光イベントとして始まった同フェア。3回目の今年は、37の飲食・宿泊・土産事業者が開発した和・洋・中のご当地イカグルメを販売する。
9月6日はフェア開催に先立ち、参加事業者と筑前玄海地域観光推進協議会メンバーが福岡県庁を訪問し、各事業者が提供するさまざまなイカ料理を服部誠太郎福岡県知事に振る舞いイベントをPRした。
服部知事は「地域を訪れる人たちにとって、料理の選択肢が多いというのは何より楽しめること。新しい意欲的な店に続々と加わっていただけるのはありがたい」と話す。宗像市産業政策課の村山信也さんは「和やかな雰囲気の中、知事も事業者の皆さんも笑顔で話ができたことをうれしく思う。この機会を活力にして、また地域の方たちとともに頑張っていきたい」と話す。
今回は、新たなメニューとして前回誕生した「筑前玄海イカ三昧丼」に加え、「イカ墨ちりぷり」「イカ墨まん」「イカ墨醤油」「イカ墨塩」などが新商品として登場する。
期間中、参加店でフェアオリジナルメニューの食事や買い物をしてスタンプを集めた人を対象に、筑前玄海エリアの特産品が抽選で当たるスタンプラリーも行う。
「イカ墨醤油」開発に携わった「和食レストラン『末広』」(宗像市牟田尻)店主の安部健太郎さんは「筑前玄海エリアで取れるイカは他のどの地域にも負けていない。ここでしか味わえないごちそうをたくさんの人に味わってもらい、この町をさらに盛り上げていきたい」と意気込む。
11月10日まで。