「おにぎりキッチンカー美穂」が岡垣で営業を始めて、8月16日で1カ月がたった。
店主は今年高校を卒業したばかりの黒木美穂さん。「小さい頃から漠然と、仕事をするなら自分で何かをしたいという思いがあり、夢を現実にするため高校在学中から起業や経営についてのセミナーに参加してきた」と振り返る。
「日本の伝統食で、海外でも通用する」と思ったことから、おにぎりでの起業を決意。卒業後すぐにキッチンカーの購入や営業許可証の申請などオープンに向け準備を始めた。店で使う食材は地産地消を心がけ、自ら農家に出向き契約を結んだという。
メニューは、日替わりで3種の具をそろえる塩おにぎり(250円)と、本日の汁物(300円)。おにぎり2個と汁物のセット(750円)も用意する。
黒木さんは「地元民だけでなく旅行者にも利用してもらうことで、この町のおいしいコメや自慢の食材をたくさんの人に知ってもらえたら。まずは福岡県内各地から呼んでもらえるくらいの人気を得ることが目標」と意気込む。
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