親子向けイベント「竹で学ぼうエコサイクル2024 子どもたちの未来をつなぐ竹プロジェクト」が7月27日・28日、イオンモール福津(福津市日蒔野6)で開かれる。主催は「林田産業」(中央5)。
15年ほど前から放置竹林問題に着目してきたという同社。当日は、耕作放棄甘夏畑の再生と竹を活用した宗像大島の活性に取り組む一般社団「C O Pむなかた大島」(大島)と、古賀市内の放置竹林整備とメンマの製造販売を行っている一般社団「こがみらい」(古賀市天神1)が出店。「おおしまそだちの甘夏」を使った甘夏商品を集めた甘夏マルシェ、竹灯籠作りワークショップ(無料)、竹林のVR紹介、メンマ販売、竹を利用した生ごみコンポストキット販売のほか、取り組みや活動を紹介するパネル展示を行う。
同社事業部長の和中政嗣さんは「放置竹林が周囲に広がることで、土砂災害を引き起こす危険性がある。竹の繁殖力は森林を侵食してしまうほどで、イノシシやシカが隠れ周囲の田畑や人が暮らす場所などを荒らすなどの獣害も各地で大きな問題となっている。これらの課題への取り組みを知ってもらいながら親子で楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は両日とも10時~16時。