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宗像市立自由ヶ丘中で地元産食材使った特産品アイデアプレゼン大会

プレゼンテーションを行う生徒

プレゼンテーションを行う生徒

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 宗像市立自由ヶ丘中学校(宗像市朝町)9年生が7月10日、チョコレートと宗像産食材を使った特産品アイデアを提案するプレゼンテーション大会を行った。

「チョコレートショップ」2代目オーナーシェフの佐野隆さん(左)、ショコラティエールの峰岸菜々さん(中央)

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 宗像市内の小中学校が取り組んでいる「食育授業」の一環。同校では9年生141人が、洋菓子専門店「チョコレートショップ」(福岡市博多区)、福岡女子大学(東区)とコラボし、特産品の提案、商品の名称決め、パッケージ製作、販売などを通じ、宗像産食材を市内外にアピールしていく。

 この日は24グループが、事前に道の駅むなかた(江口)などで販売している地元食材を参考に考えたという特産品のアイデアを、同店2代目オーナーシェフの佐野隆さん、ショコラティエールの峰岸菜々さんの前で提案。生徒たちはパソコンを使いながら「使いたい宗像の食材」「提案する特産品」「こだわりやお薦めポイント」などについて発表した。

 特産品に使う地元食材として生徒が提案したのは、宗像産のイチゴ「あまおう」をはじめ、甘夏、ブルーベリー、キウイなどの果物、アナゴ、ワカメ、イカなどの海産物、大豆、タケノコ、卵などの農産物、蜂蜜、たくあんなど。提案商品は、チョコレート菓子、焼き菓子、豆腐、プリン、ドレッシングなどさまざまな案が出そろった。

 佐野さんは「すぐにでも商品化できそうな高いクオリティーのアイデアもあり、地元食材の良さをうれしそうにアピールしている姿が印象的だった」と話す。

 峰岸さんは「チョコレート菓子を作る上で考えられない奇想天外な発想もたくさんあった。宗像の良さを伝えられるプロジェクトになるのでは」と話す。

 特産品は今回提案した24件のアイデアから同店が4件程度に絞った後、試食会を行い、生徒による投票で最終決定する。商品は11月に販売を予定する。

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