民宿「里暮らしの宿 高倉かわせみ」(TEL 093-282-1665)が5月27日、岡垣町高倉にオープンした。
空き家だった3LDKの平屋住宅を民宿として活用する同施設。運営会社「住研」社長の小早川輝成さんは「仕事柄、土地や物件と関わることが多いため、地域の空き家問題には関心があった。『移住先の候補として岡垣町に来た時に、滞在できる施設が少ない』という移住者の声も民宿を始めるきっかけになった」と話す。
それぞれの部屋に布団とベッドを備え、最大3世帯の宿泊に対応する。「特に水回りは大人数で泊まってもストレスなく使えることを意識した。川沿いに面した部屋の窓からは、この季節、ホタルを見ることもできる」と小早川さん。庭先では備え付けの道具を使って、流しそうめん、たき火、バーベキューなども楽しめるようにした。
小早川さんは「移住者のほかにも、近隣のサンリーアイやグローバルアリーナでスポーツイベントを開催する時に宿泊場所に困るという人も多い。そういった場面でも活用してもらえたら」と話す。
1日1組限定の完全予約制。予約は電話でのみ受け付ける。