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宗像大島「うみんぐ」で周年祭 家族連れらが堤防釣り楽しむ

雨天の中、雨具を着用して堤防釣りを楽しむ参加者

雨天の中、雨具を着用して堤防釣りを楽しむ参加者

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 大島海洋体験施設「うみんぐ大島」(宗像市大島)の13周年祭が4月29日、開催された。

カサゴの稚魚を放流する参加者

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 2011(平成23)年4月29日にオープンし、今年で13周年を迎えた同施設。当日は通常料金より割安で堤防釣りが体験できるとあり、定員80人のところ130人の応募があったが、雨天予報のため定員を下回る36人が参加した。

 釣り堀と堤防釣りが楽しめる同施設。家族連れや子ども、初心者は釣り堀を利用することが多いが、周年祭では「初心者にも堤防釣りの楽しさを体験してほしい」との思いで釣果を気にせず楽しめるように工夫。堤防釣りの後は参加者がカサゴの稚魚約1万匹をバケツで放流した。

 同施設のインスタグラムでイベントを知り佐賀県から参加した家族は「子どもが堤防釣りで30匹ほど釣れて良かった。今日の晩ご飯になりそう」と喜んだ。

 同施設の山口國一社長は「釣果がないと参加しにくい堤防釣りに雨天の中36人もの方が参加し、釣りに対する関心が高まっているようだ。今年は宗像市・福津市の小中学生に無料入場券を配布する予定もあるので、ぜひ親子で大島に遊びに来てほしい」と話す。

 安田昌広館長は「天気の影響はあったものの周年祭ではいかに釣りを楽しんでもらうかを大事に開催しているので、お客さまが喜ぶ様子を見られて良かった。これからも当施設を応援していただき、今後のイベントにも参加いただければ」と話す。

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