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福津の放課後等デイサービスが3周年 職場体験通じ社会との関わりを

施設外活動時の集合写真(写真提供=All Peace)

施設外活動時の集合写真(写真提供=All Peace)

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 福津の放課後等デイサービス「All Peace(オールピース)」福津事業所(福津市手光南1)が4月1日、開所3周年を迎えた。

福津事業所内の様子(写真提供=All Peace)

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 同施設では、障がいのある児童・生徒がさまざまな経験を通して社会との関わりを持てるよう、一般企業への職場体験をはじめ、自然体験や買い物などの施設外活動を多く取り入れている。

 同施設を運営する「Invictus(インビクタス)」社長の畑中史郎さんはこれまで、重度心身障がい児(者)施設や放課後等デイサービス施設の支援員を務めたほか、特別支援学校で教員を務めるなど、約10年間障がいのある人と関わってきた経験を持つ。

 畑中さんは「これまでの経験を生かし、福祉業界で自分にしかできない新しい道を開こうと開業に踏み切った」と振り返る。宗像、春日でも障がい者福祉事業を展開する畑中さんは2020年、全ての子どもたちにスポーツを楽しむ機会を創出しようと、ユニバーサルラグビーチーム「ODYSSEY(オデッセイ)」を創設した。

 施設名の「オールピース」には「一人一人の夢(ピース)をつなぎ合わせ皆で手をつなごう」との思いを込める。

 畑中さんは「『子どもたちの1を増やす』を目指し、子どもたちに多くの経験を積ませてあげたい。社会と関わる機会を増やし、これまで関わる機会が少なかった人たちとの間に新たなつながりが生まれることで、子どもたちの夢を後押しできたら」と話す。

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