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宗像・吉留の「ちいさなもり」でマルシェ 性教育の講演会も

「ちいさなもり」の様子

「ちいさなもり」の様子

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 「お花見マルシェ」と「たねのお茶会」が3月30日、会員制コミュニティー「ちいさなもり」(宗像市吉留)で開かれる。

講師のファウルクス章子さん

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 4月で1周年を迎える同コミュニティーは「衣食住を自分たちで作り楽しむ」がモットー。月会費を払って会員になると、敷地内の果樹や野菜、米などを共同で管理、収穫できるほか、畑やログハウス、ピザ窯、木工スペースなどが利用できる。金曜は「衣」、土曜は「食」、日曜は「住」とテーマを決めて、会員同士が知識や経験を持ち寄り活動している。

 管理人の瀧口元和さんは、元々家族で米や野菜、果樹の栽培、養鶏、養蜂なども行い、衣食住に関わるイベントを開いてきたが、「より多くの人にこの場所を楽しんでもらい、一緒に活動していきたい」との思いから会員制コミュニティーを始めたという。

 マルシェを主催するのは、「ちいさなもり」の会員で「たねのおやつ」店主の大久保菜美さん。「『ちいさなもり』を、もっと多くの人に知ってもらいたい」との思いから、会員を中心に出店者を募った。弁当店、ナッツバター販売店、コーヒー店、焼き菓子店など7店が出店する。

 午後からはファウルクス章子さんを講師に迎えて、「家族で聞きたい!命のはなし、生きる力を身に付ける性教育」と題した講演会「たねのお茶会」を行う。

 1周年のイベントとして性教育をテーマに選んだことについて、大久保さんは「以前、ファウルクス章子さんの講演を聞いて、性教育は生きるための教育で、命の教育だと感じた。『ちいさなもり』でも『衣食住』の力を身に付けることを大切にしているが、その前提として『自分を大切にすること』が重要。多くの人に講演を聞いてもらい、何かヒントを得てもらえたら」と参加を呼びかける。

 イベントには会員以外も参加できる。開催時間は、「お花見マルシェ」=10時~13時、講演会=14時~16時。講演会のみ、専用フォームで予約を受け付ける。

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