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福津・宮司のパン店が3周年 地域の方に長く愛される店目指す

店舗外観

店舗外観

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 パン店「Boulangerie Pomme de terre(ブーランジェリーポムドテール)」 (福津市宮司4、TEL 0940‐72‐6262)が1月18日、オープン3周年を迎えた。

「クロワッサン」

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 店主の岡利彰(としあき)さんは元々機械関係の職場に勤務していたが、「長くは続けられない」と22歳で転職。北九州市で約21年間パン店を経営し、店内設備の老朽化をきっかけに3年前、同所に移転した。福津に出店した理由について、利彰さんは「海の近くに店を出したいと思っていた。宮地嶽神社の参拝で何度か訪れていた福津に魅了された」と話す。

 パン製造は利彰さん、サンドイッチ製造は妻の直子さんが主に担当する。店名はフランス語に由来し、「ブーランジェリー」は「職人自らが小麦を選び、粉をこねて焼いたパンをその場で売る店」、「ポムドテール」は直訳すると「大地のリンゴ」「ジャガイモ」を意味するという。「食材を練り込んだパンが好き」という利彰さんお薦めのバゲットは、蒸したジャガイモを練り込んでおり、モチモチした食感が特徴。

 商品ラインアップは、「明太(めんたい)フランス」(270円)や注文を受けてから冷たいバターを挟む「あんバター」(281円)、発酵バターを練り込んだサクサク食感の「クロワッサン」(216円)、自家製リンゴ煮とカスタードクリームを使った季節限定の「林檎(リンゴ)のクリームパン」(270円)など。ショーケース内にはハード系パンや総菜パンを多く並べ、イートインスペース手前に「チョコとカシューナッツのクッキー」(194円)、「フィナンシェ」(227円)、「マドレーヌ」(216円)などの焼き菓子を並べる。

 利彰さんは「おいしいと思ってもらえるパンを作りたい。これから長く地域の方に愛される店を目指す。宮地嶽神社が近いため土曜・日曜は観光客が多い。平日の午前中は地域の年配の方にも通ってもらえたら」と話す。

 営業時間は9時~17時。第1・第3水曜、木曜定休。駐車場4台。

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