宗像市の「二十歳のつどい」が1月7日、宗像ユリックス(宗像市久原)で開催され、新成人の門出を祝った。
当日は寒空の下、2003(平成15)年4月2日から2004(平成16)年4月1日までに生まれた724人の新成人が参加した。式典は、能登半島地震に関する見舞いに始まり、新成人代表の長崎真拓さんが「この日を迎えられた感動を忘れることなく、ここにいる仲間の存在を誇りに、これからの日々を大切に力強く生きていくことを誓います」と力強く決意の言葉を述べた。
特別講師を務めたインフルエンサーの春木開さんは「今はSNSが良くも悪くもはやっているから、誰かと比べて自分がどうなのかというのを意識してしまう世の中。誰かが反対しているからではなくて、自分がやりたいから、自分が楽しいからやる。自分が幸せになることを一番に思って『自分の人生を生きる』ということを新成人の方には意識して生きてほしい」とエールを送った。
式典終了後、晴れ着姿の旧友と再会を喜び、写真を撮り合う姿が多くあり、宗像青年会議所が用意した会場前の撮影ブースも例年通りのにぎわいを見せた。
新成人の戸波恋音さんと安西菜々美さんは「大人の仲間入りをしたので、あまり調子に乗らずに、大人の自覚を持って人生悔いのないよう、これからも頑張っていきたい」と談笑しながら、将来の抱負を述べた。