半個室の創作ダイニング「RyoRan(リョウラン)」(宗像市日の里1、TEL 0940-25-2412)が11月13日、オープンした。
大井敏揮さんと前川昴大さんが共同経営する同店。2人は前職の同僚で、「自分の飲食店を持ちたい」という大井さんの夢をかなえようと計画を立てていたところ、現在の物件に出合い、出店を決意。店名の「RyoRan」は、「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」から名付けたという。
席数は、座敷=18席(3室)、テーブル=8席(同)。「居心地のよさを大事にしたい」と、座敷席は壁で、テーブル席はパーテーションで、それぞれ区切り、半個室にした。内装などにも落ち着いた色合いを選んだという。
最も人気というメニューは「チキン南蛮」(800円)。大井さんの一番の好物でもあり、鶏胸肉を薄めに切り、加熱時間を試行錯誤して、しっとりジューシーに仕上げているという。タルタルソースは自家製。ミックスホルモンを使い甘めのたれで炒めた「ホルモン鉄板」(950円)のほか、「ごまカンパチ」(1,000円)なども用意する。テイクアウトにも対応。予約に応じてランチも提供する。
「夢がかなって、うれしい。既製品はほとんど使わず手作りで、自分がおいしいと思う物だけを出している。特にチキン南蛮は、どの店よりおいしい自信がある」と大井さん。「居心地のいい空間で料理や酒を楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は17時~23時30分。水曜定休。駐車場(4台)あり。