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宗像・牟田尻の和食レストラン「末広」が創業60周年

「末広」3代目店主の安部健太郎さん

「末広」3代目店主の安部健太郎さん

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 和食レストラン「末広」(宗像市牟田尻)が11月1日、創業から60周年を迎えた。

創業時の風景

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 1963(昭和38)年、同店の前身となる「大衆食堂」が神湊に出店。数年後、その隣に「末広寿(す)し」ができた。「末広寿し」は1988(昭和63)年、「末広」として現在の店舗に移転し、改装、増築を繰り返し現在に至る。玄界灘で取れる魚介を提供する。

 2019年に安部健太郎さんが3代目店主を継いでからは、ネット予約システムやタッチパネルなどの最新設備を導入。公式SNSを通じた情報発信にも力を入れている。

 2022年5月には店の前に赤いバスの固定型キッチンカーカフェを出店。安部さんのアイデアでイカ・エビを丸ごとプレスした「イカせんべい」「エビせんべい」などを販売する。

 安部さんは「良いと思った物はどんどん取り入れていきたい。時代に取り残されないよう突き進んで、100周年の瞬間も自分が現役で迎えられたら。たくさんの地元の人に支えられてここまでやってこられた。これからも地域に根ざし、真心を込めて営業を続けていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~21時。木曜定休(月2回不定休あり)。

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