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宗像・田熊にカフェ&かき氷店 母の店を間借り、台湾ミルクかき氷など提供

星野抹茶を使った「抹茶ミルク」と「いちごミルク」

星野抹茶を使った「抹茶ミルク」と「いちごミルク」

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 「CAFE&KAKIGORI NERO(カフェ&かき氷ネロ)」(宗像市田熊3)が宗像・田熊にオープンして1カ月がたった。

店主の黒石久美子さん

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 店主の黒石久美子さんの母親が経営する「ほろ酔い処 きよみ」の店舗を昼間に借りて、台湾風ミルクかき氷などを販売する同店。

 黒石さんは29歳の頃から12年間、東京で暮らしてきた。その間に飲食系の専門学校に通い、昨年の7月から東京・世田谷区三宿でかき氷店「NERO」を3カ月間営業した後、地元に帰ってきたという。

 「ミルク氷に合うよう、たくさん試作したかき氷を地元の方たちにも食べてほしい」と黒石さん。「福岡に帰ってきてから、抹茶ソースに使う抹茶を仕入れに八女の直売所を巡っていた時に縁があり、『倉住星渓園(くらずみせいけいえん)』(八女市星野村)を紹介してもらった。その足で農園に向かったことがきっかけで、質の良い『星野抹茶』を使うことができている」とも。

 メニューは、ミルク氷を使った台湾かき氷「抹茶あずきミルク」(750円)、「いちごミルク」(800円)、「黒蜜きなこミルク」(700円)のほか、期間限定で「チョコミントミルク」(800円)、「マンゴーミルク」(850円)」などを提供する。液状にこだわった「トロトロ白玉」「ホイップ」「練乳」(以上100円)のトッピングも用意。黒石さんの父親が宗像産の九州しょうゆを使って作った焼き肉のたれを絡めた「肉巻きおにぎり」(500円)も用意する。

 黒石さんは「知り合いや母の店の常連客が来てくださって、徐々に店が認知されている。来てくださった方が、かき氷だけでなく昼食も食べられるように、9月から父の作った焼き肉のたれを使った『牛肉チャーハン』や『ナポリタン』などのランチメニューも始める。母の店が地元の方に愛されているので、昼間も地元の方が気軽に来てくれるようなアットホームな店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~15時30分。店前に駐車場あり。

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