子ども向けブースを多数そろえるマルシェ「キッズカーニバル」が7月23日、メイトム宗像(宗像市久原)の多目的ホールと健診室で開かれる。主催は、キンパ・ヤンニョムチキン店やイベントの企画・運営を行う「カーニバル」(栄町6)。
8月に設立予定の団体「withCarnival」の代表を務めるAmieさん
個性的で専門性のある作家などの作品を集めたマルシェ「ボタニカルカーニバル」「いきものカーニバル」に続く第3弾。これまでは大人向けの雑貨が中心のマルシェを開いてきたが、今回は夏休みに開くこともあり、「小学生がワクワクするような、子ども向けの『カーニバル』を開きたいと思い企画した」と代表の惠濃美和子さん。さまざまな体験活動に挑戦できる宗像市の「むなかた子ども大学 夏の課外授業」の一環。
出店数は約40店。このうち15店ではワークショップも行う。素焼きしたクッキーにカラフルなクリームで絵を描く「アイシングクッキー作り体験」、子ども向け手品を伝授する「手品体験」、宝石せっけん作り、アクセサリー作り、メダカすくい、多肉植物の寄せ植え、プロの漫画家が使うGペンやインクなどの道具でペン入れ体験ができる「漫画家体験」などを用意。ハンドメード雑貨を販売するほか、飲食ブース、キッチンカーも出店する。
惠濃さんは「ワークショップに参加し作り方を知ることで、自宅でも親子で工作などを楽しんでほしい。夏休み中の家遊びのヒントになれば」と来場を呼びかける。
8月にはマルシェなどのイベント企画・運営、ハンドメード作家のコンサルティング、在宅で仕事をしたい人へアドバイスなどを行う団体「withCarnival(ウィズカーニバル)」を設立予定。9月からは同施設で月1回、初心者でも気軽に出店できるようなマルシェを開きながら、年3回、専門性のある作家を集めた「カーニバル」も開いていくという。
「月1回のマルシェは、若手からベテランが集まるよう『募集型』にする。雑貨の販売だけでなく、メイトムの習い事教室に通う受講生たちの作品などを展示するのも面白い。出店者の間口を広げ、誰でも気軽に出店・来場できるマルシェを宗像で開いていけたら」と意気込む。
開催時間は10時30分~15時。入場無料。